2025.11.17
【腰椎椎間板ヘルニア】原因・治療の違い・整骨院での施術方法について
みなさんこんにちは。ハッピーロード尾山台整骨院です。
今回は、当院へのご相談の中でも特に多い 「腰椎椎間板ヘルニア」 についてお話しします。
▼ 腰椎椎間板ヘルニアとは?
背骨の骨と骨の間には「椎間板」というクッションがあります。
この椎間板の内部にあるゼリー状の髄核が、加齢や負荷により後方へ飛び出し、神経を圧迫して症状が出る状態を 腰椎椎間板ヘルニア と呼びます。
【代表的な症状】
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腰の痛み・重だるさ
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お尻?太もも・ふくらはぎにかけての痺れ
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足の感覚低下、力が入りにくい
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朝の動きづらさ
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前かがみ動作で痛みが悪化
▼ 腰椎椎間板ヘルニアの原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 姿勢不良 | 猫背・反り腰・長時間の座位が椎間板に負担をかける |
| 筋力不足 | 体幹(インナーマッスル)が弱いと腰椎を支えられない |
| 加齢変性 | 椎間板の水分量が減り、弾力が低下 |
| 急な負荷 | 重い物を持つ、スポーツ動作での腰への急激な力 |
| 身体の歪み | 片側に体重をかける癖などで腰へ不均等なストレスがかかる |
▼ 整骨院と整形外科の治療方針の違い
● 整形外科での治療
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画像検査(MRI・レントゲン)
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痛み止め・筋弛緩剤
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ブロック注射
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牽引療法
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重症例では手術
症状の把握と痛みの抑制が中心 になります。
● 整骨院での治療
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筋肉・関節・姿勢・動作を総合的に評価
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根本原因(筋緊張、歪み、生活習慣)にアプローチ
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手技・電気治療・矯正・体幹強化などを組み合わせる
痛みを取るだけでなく「再発しにくい身体づくり」が目的 です。
▼ 当院の腰椎椎間板ヘルニア施術について
当院では、症状のステージ(急性期?慢性期)に合わせ、以下の施術を組み合わせて行います。
① ハイボルト療法(高電圧電気治療)
目的
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炎症や神経痛の早期改善
効果
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深層の筋肉・神経へのアプローチが可能
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痛みの原因組織を特定し、短期間で痛みを軽減
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腰?坐骨神経に沿った痺れにも有効
② 立体動態波(EMS立体電気治療)
目的
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深層筋の緊張緩和と血流改善
効果
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3次元的に電流が流れるため、通常の電気より深く広い範囲を刺激
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慢性痛や筋硬直の改善
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椎間板に負担をかけている筋肉の硬さを解消
③ 楽トレ(インナーマッスルトレーニング)
目的
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体幹・姿勢保持筋を鍛え、再発予防
効果
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寝たままで深層のインナーマッスルを鍛えられる
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腰椎を支える力が強化され、椎間板への負荷が軽減
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姿勢改善・動きやすさUP
④ 患部治療(手技療法)
目的
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筋肉の過緊張を取り、血流を改善
効果
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腰部?下肢まで原因となる筋肉を丁寧に緩める
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動きの制限が解消され、痛みの軽減につながる
⑤ 歪みの矯正治療
目的
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骨盤・姿勢・腰椎のバランス調整
効果
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椎間板にかかるストレスを減らす
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身体の使い方が良くなり、再発予防につながる
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根本原因の改善
⑥ 症状に合わせたテーピング
目的
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患部のサポート・動きの補助・筋肉保護
効果
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日常生活での負担軽減
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姿勢維持のサポート
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痛みの出やすい動作を補正し、回復を促進
▼ まとめ
腰椎椎間板ヘルニアは、
「痛みを取ること」と「再発を防ぐ身体づくり」 の両方が大切です。
ハッピーロード尾山台整骨院では、
症状・姿勢・生活スタイルを丁寧に把握し、
患者様一人ひとりに合わせた最適な施術プランをご提案しています。
「腰や脚の痛み・しびれがなかなか取れない」
「薬に頼りたくない」
「再発しないための根本改善がしたい」
という方は、ぜひ当院にご相談ください。
院長 加藤 周平




