【ばね指(弾発指)】原因・症状・整骨院での治療法・セルフケアを解説!

2025.12.07

【ばね指(弾発指)】原因・症状・整骨院での治療法・セルフケアを解説!

みなさんこんにちは!ハッピーロード尾山台整骨院です。

本日はご年齢を重ねると多くなる『ばね指』についてお話します。

■ ばね指とは?

ばね指とは、指を曲げ伸ばしする際に「カクッ」「引っかかる」「痛い」といった症状が現れる疾患です。
指の腱が通るトンネル(腱鞘)に炎症が起き、腱の動きがスムーズにいかなくなることで発生します。

ひどい場合は、指が曲がったまま伸ばせなくなったり、反対に伸ばしても痛みで曲げられなくなることもあります。

■ 好発年齢・性別

ばね指は以下の方に多くみられます。

40~60代の女性

手をよく使う仕事・家事をしている方

更年期やホルモンバランスの変化による腱鞘の弱化

妊娠・産後の女性
特に女性に多いのが特徴で、年齢による筋力低下やホルモンの影響が関係していると考えられています。

■ ばね指の原因

ばね指の主な原因は以下の通りです。

● 指の使いすぎ

スマホ操作・パソコン作業・料理・育児など、指を繰り返し使う動作が負担となります。

● 腱鞘の炎症

腱が腱鞘の中を通る際、摩擦が何度も起こることで炎症が生じ、腱が肥厚して引っかかります。

● ホルモンバランスの影響

更年期や妊娠・産後では腱や腱鞘が弱くなりやすく、ばね指が発生しやすい状態になります。

● 姿勢や身体の歪み

意外に見落とされがちですが、肩・肘・手首の使い方の癖や姿勢の歪みから負担が増すこともあります。

■ 当院での治療法

ハッピーロード尾山台整骨院では、原因をしっかり見極め、再発しにくい身体作りを目指します。

① ハイボルト療法

高電圧の電気刺激で

炎症の軽減

痛みの抑制

筋肉の緊張緩和
が期待できます。
即効性があり、初期の強い痛みに特にオススメです。

② 骨盤矯正(姿勢改善)

指ばかり気にしても、姿勢や身体の使い方が悪いと再発しやすいのがばね指の特徴です。
骨盤を整え、正しい動作がしやすいカラダへ導くことで、負担を減らします。

③ 立体動態波(立体動態波療法)

深部に立体的に電流を流し、患部の代謝アップや炎症改善を促します。
腱まわりの固さを和らげ、腫れの軽減にも効果的です。

④ 患部治療(手技療法)

腱鞘部分の緊張緩和

使われすぎた前腕の筋肉を調整

滑走不良になっている部位をケア
細かい手技で原因を直接アプローチします。

⑤ テーピング

炎症がある時、無意識でも指を使ってしまうことがあります。
当院では、指や手首に合わせて最適なテーピングを施し、動きをサポートしつつ負担を軽減します。

■ 自宅でできるセルフケア
① 温めて血流を良くする

お風呂や蒸しタオルで指~手首を温めると、腱の滑りが良くなります。

② 指のストレッチ

・指を軽く反らす
・痛くない範囲で握る
など、無理のない範囲で動かすことが大切です。

③ 前腕(腕の“外側・内側”)をほぐす

ばね指は実は「前腕の張り」が強く関係していることが多いです。
腕の筋肉をゆっくりほぐすと症状改善に役立ちます。

④ 過度な使用を控える

痛みが強い時は、できる限り

スマホ

パソコン

料理での指の反復作業
などを休ませましょう。

⑤ サポーターの使用

指の保護や安静には、簡易サポーターも有効です。

■ まとめ

ばね指は、放置すると症状が強くなり、最悪の場合手術が必要になることもあります。
早期に正しい治療を行い、負担を減らせば改善は十分可能です。

「指が引っかかる」「痛くて曲げられない」
そんな症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

ハッピーロード尾山台整骨院は、あなたの手の健康を全力でサポートいたします!



院長 加藤 周平