2020.04.25
体質改善で知っておきたい「腸」の働き
こんにちは!
運動不足解消するために、「ハンズクラップ」にハマっている中森です(^_^;)
最近、免疫をあげるための運動法や、栄養素が注目されていますが、
今日は、免疫を高めるために知っておきたい「腸」の働きをお伝えしていきます!
まず、人間には消化管というものがあります。
消化管とは、
口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → 肛門
と続く、一本の道筋のことです。
それぞれの働きをざっくり言うと、
口から入った食べ物が食道を通り、
胃で殺菌されて、消化・吸収されやすい形に整え、
小腸で食べ物を消化して、栄養素を吸収し、
大腸で水分を吸収して
肛門から便として出されていきます。
この流れが崩れることで、消化がうまく行かなかったり、
栄養の吸収がうまく行かないことで、
◯便秘
◯消化不良
◯疲労が抜けない
◯頭痛
◯腰痛
などの症状につながってしまいます。
腸には免疫細胞が約60%あり、人体最大の免疫器官となっています!
腸は「第二の脳」とも言われ、自律神経と密接に関わり、
この自律神経が免疫に大きく関わっています。
また、
腸は代謝の働きで重要な肝臓とも密接に関わっています。
腸の機能が落ちてしまうと、肝臓に負担がかかり
代謝の機能が低下します。
代謝の機能が働かないと、脂肪や糖をエネルギーに変える機能が低下してしまい、
結果、太りやすい体になり、免疫力が低下してしまいます。
なので、腸内環境は積極的に整えていきたいのですね(^_^)
また、
腸内環境を整えるには、大きく3つのポイントがあります!!
①生活習慣を整える
乱れた食生活や不規則な生活を送ることで自律神経が乱れてしまい、
腸の働き(蠕動運動)が低下してしまいます。
なので、腸内環境を整えるには生活習慣を見直し、規則的な生活習慣を送ることが大切になります!
②血流を上げる
体が冷えたり、むくんだりすると
内臓の血流が滞ってしまい、腸の働きを停滞させてしまいます。
筋肉の緊張・体のバランスを整えたり、温かいものを摂ったりして
体を冷やさない工夫が大切です!
③栄養をとる
腸は消化管の一部なので、食べ物や栄養の影響をかなり受けます。
腸が喜ぶ栄養素には、大きく分けて善玉菌と悪玉菌がありますが、
善玉菌は多めに摂り、逆に、悪玉菌は少なめに摂るようにしましょう!
善玉菌を増やす食べ物は食物繊維や発酵食品が入っているものが
望ましいので、ヨーグルトや納豆、キムチがおすすめです。
悪玉菌は、野菜を摂らずに肉ばかり食べていたり、
アルコールやタバコを吸うと増えます。
腸内環境が乱れてしまうだけで、様々な不調をきたしてしまうので
規則的な生活習慣を心がけ、消化に良い食べ物を摂り、
体を冷やさないようにしていきましょう(^o^)
院長 吉田 卓真